セミナー情報

パンデミック、地域紛争、円安、エネルギー問題、物価高騰…。日本経済は再び混迷の道に入ろうとしています。このような状況にあっては、「企業は、如何なるビジョンと戦略を持ち、どのように組織変革や業務改善を行い、社員や企業を持続機に成長させられるか」が求められています。こんな時代だからこそ、企業は、その時代や環境に見合った戦略を策定し、組織を戦略に合わせ、リスクに敏感なマネジメントシステムを構築すべき時ないしチャンスだと言えます。

バランス・スコアカード（BSC）は1992年にロバート・S・カプランとデビット・P・ノートンによって提唱され、2000年代初頭に日本でも戦略マネジメントツールとして脚光を浴びた技法です。それから20年近くが過ぎて、BSCという言葉はあまり聞かなくなりましたが、BSCで推奨するKGI（重要目標達成指標）やKPI（重要業績評価指標）を利用した目標管理制度は高く評価されています。「財務」「顧客」「社内プロセス」「学習と成長」の4つの視点から戦略マップ、KGI・KPIを設定して定量的に目標と実績を管理する手法は、BSCという言葉で表現されなくても広く企業に浸透しており、部門業績や個人評価のツールとして有益であることが認められています。

当セミナーでは、【いまこそBSC！】と題し、今まさに業績評価制度を見直したいと考えている経営管理者に向けて、BSC入門講座として、バランス・スコアカードの基礎から実践までわかりやく解説し、部門の業績評価や人事評価制度の目標管理として利用している企業の事例を紹介いたします。