内部監査部門のリソースは業務監査に注力するため、内部統制評価のような手間が掛かる作業は外部を活用したい。自社に残す作業が少しでもあれば一定のコストが掛かってしまうため、可能な限り外部を利用する意向があった。

内部統制報告制度施行時から現在まで、全ての統制における整備状況評価・運用状況評価・ロールフォワード、評価範囲の選定、3点セットの更新等、全ての評価作業を行っている。証憑の収集（コピー）から評価の記録、報告書の作成まで一貫して対応し、お客様は業務監査に注力している。評価作業に加え、評価項目の見直しやコントロールの削減等、内部統制評価作業の効率化に関する提案や監査法人との折衝、内部統制報告書の作成、不備検出時の改善検討等、内部統制対応に係る作業をトータルで支援している。シンガポールの販売子会社が重要な事業拠点となっており、定期的に現地に訪問し、現地スタッフと協力して証憑の収集・ヒアリング等を行っている。システムリプレイスが発生した際は、担当者にヒアリングを行いながら、3点セットの更新・IT全般統制の見直しも行っている。

内部統制評価における全ての作業ワークを代行し、評価範囲や監査法人等、意思決定に関する部分については、内部監査部門と協議・相談を行いながら、内部統制対応を進めている。

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