国内拠点に加え、アジア・ヨーロッパを含め、約100拠点あり、年1回各拠点の監査を行うことが上層部から求められている。内部監査人員の採用も思うように進んでおらず、リソースが不足している。

国内拠点及び中国（上海・深セン）・台湾・インドネシアの拠点を対象に内部監査の代行を行う。担当者や監査法人、顧問弁護士へのヒアリング、証憑類のチェック、現地の実地確認を通じ、内部監査を実施している。月1回程度のペースで往査対応を行っている。

海外監査における事前準備として、担当者の予定変更等が発生しても柔軟に対応できる詳細な往査スケジュールを作成している。また、契約管理や従業員の勤怠管理、コンプライアンス等を中心に、規程類・証憑類のチェックし、監査を行っている。特に東南アジアでは、情報セキュリティに関する管理が不足しているため、IT管理のルール・アクセス制限の設定状況・サーバルームの管理状況といったITに特化したトピックスを中心に監査を実施した。また、固定資産や商品の管理が弱い傾向もあるため、実地確認を通じ、チェックを行い、課題の洗い出しを行った。往査完了後は、監査結果の取り纏めを行い、内部監査部門と監査結果の協議を重ねながら、監査報告書の最終化まで行っている。

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