ITグランドデザイン策定コンサルティング
- クライアント
- 卸売業様
- 売り上げ規模
- 200億円
課題
事業部毎に異なる販売システムを使用しているが、取引量の増大もあり、事業部間取引の入力・照合やマスタの整合性チェック等に多くの時間を要していた。操作性も全く異なるため、ジョブローテーションの阻害要因にもなっていた。
施策
今後10年間は利用できる事業共通の基幹システムを構築する、ということを目標として掲げ、システムのグランドデザイン策定プロジェクトをスタートすることとした。
経営者や役員へのインタビューを通じて、各事業における今後の方向性を確認したうえで、多くのユーザーが負担に感じているシステム外の手作業を把握すべく、本社、支社、営業所へのヒアリングを遂行した。その結果、受注業務や在庫管理業務、需要予測といった業務における負担が課題の大半を占めることがわかったため、それらの課題がシステムの統合により解決が可能か、解決できない場合はどのような仕組みが必要となるかを検討し、事業間共通基幹システムのあるべき姿を定義した。
RFI(情報提供依頼書)を作成・配付し、ベンダーから入手した情報に基づき、システム投資による費用対効果やシステムの実現可能性を調査・分析し、具体的なシステム要件の整理を実施した。また、システム構築に至るまでのロードマップやシステム選定・構築に必要な人的リソースも洗い出し、選定・導入に向けた計画を策定した。
経営者や役員へのインタビューを通じて、各事業における今後の方向性を確認したうえで、多くのユーザーが負担に感じているシステム外の手作業を把握すべく、本社、支社、営業所へのヒアリングを遂行した。その結果、受注業務や在庫管理業務、需要予測といった業務における負担が課題の大半を占めることがわかったため、それらの課題がシステムの統合により解決が可能か、解決できない場合はどのような仕組みが必要となるかを検討し、事業間共通基幹システムのあるべき姿を定義した。
RFI(情報提供依頼書)を作成・配付し、ベンダーから入手した情報に基づき、システム投資による費用対効果やシステムの実現可能性を調査・分析し、具体的なシステム要件の整理を実施した。また、システム構築に至るまでのロードマップやシステム選定・構築に必要な人的リソースも洗い出し、選定・導入に向けた計画を策定した。