J-SOX評価効率化コンサルティング
- クライアント
- 紙パルプ製造業(東証一部上場企業)様
- 売り上げ規模
- 790億円
課題
内部統制報告制度施行時に構築したやり方を踏襲しており、評価調書の作成や証憑のサンプリングにおける作業負荷が高くなっていた。過去にコントロールの削減を行っていたが、思うように評価作業の効率化が進んでいなかった。
施策
評価範囲から評価方法、評価調書の記載方法まで、今までの評価方法の全面的な見直しを行った。現行の3点セットや評価調書等を分析し、評価効率化のポイントを抽出し、3点セットの簡素化や各統制の評価方法の見直し(チェックリスト方式の移行)、評価調書フォーマットの改善等、評価効率化策を策定した。策定した評価効率化策については、お客様と協議を行った後、監査法人にも説明・合意を得て、評価効率化策を実行した。
3点セットについては、記載内容が細かく、コントロール内容が分かりづらいという状況であった。そこで、財務報告に関係しない作業は、業務記述書から記載を削除した。また、RCM(リスクコントロールマトリクス)のコントロール内容について、実施している統制方法を箇条書きにし、視認性を高める工夫を行い、3点セットの簡素化を行った。
全てのマスタを評価対象に3点セット方式で評価を行っていた。そこで、不正や誤謬の発生可能性を基に重要性を分析し、評価対象とするマスタを限定した。その上で、チェックシート方式に評価方法を移行し、評価作業の効率化を図った。
3点セットについては、記載内容が細かく、コントロール内容が分かりづらいという状況であった。そこで、財務報告に関係しない作業は、業務記述書から記載を削除した。また、RCM(リスクコントロールマトリクス)のコントロール内容について、実施している統制方法を箇条書きにし、視認性を高める工夫を行い、3点セットの簡素化を行った。
全てのマスタを評価対象に3点セット方式で評価を行っていた。そこで、不正や誤謬の発生可能性を基に重要性を分析し、評価対象とするマスタを限定した。その上で、チェックシート方式に評価方法を移行し、評価作業の効率化を図った。