業務自動化コンサルティング
- クライアント
- 製造業(東証一部上場企業)様
- 売り上げ規模
- 1兆4,000億円
課題
経理部では残業が慢性化しており、ほとんどの社員が残業の上限ギリギリの状態となっていた。更にIFRSの適用を控えていたため、作業や工数が増加することは目に見えていたが、何から着手すればよいのかわからなかった。
施策
残業の削減対策として業務改善を自社で進めていたが、ほとんど効果が出ていなかった。状況を確認するため、最初に簡易ヒアリングを行ったところ、各担当者ごとに複雑に分業化が行われており、全体の流れを把握している社員はほとんどいない状況だった。業務改善によって効率化を行おうとしても、1つの作業を変えることによって後続の業務にどのように影響するかが分からない状態で、更に残業時間の削減はすぐに効果を出す必要があったため、業務改善の通常のプロセス(可視化→改善)ではなく、アウトプット(手入力する伝票)に着目し、これを削減または自動化することで残業時間を圧縮する方針で進める。
手入力していた伝票は、入力の原因がシステムに依存しているのか、前工程の人に依存しているのかといった原因別に分類し、それぞれシステム化、RPAによる入力の自動化、教育・マニュアル整備といった対策により効率化・自動化を実現。
原因が深く抜本的な改善が求められるような課題は、継続議論の対象として「中長期課題」としてストックした。
手入力していた伝票は、入力の原因がシステムに依存しているのか、前工程の人に依存しているのかといった原因別に分類し、それぞれシステム化、RPAによる入力の自動化、教育・マニュアル整備といった対策により効率化・自動化を実現。
原因が深く抜本的な改善が求められるような課題は、継続議論の対象として「中長期課題」としてストックした。